子供が産まれるとそれまでの生活スタイルがガラッと変わりますよね。
「これやりたい!」と思ったタイミングでできないことが多くなります。
できなくても、やらなくても別に死ぬことはありません。よく言われる話です。
でも…
過去を振り返ってそう思った家事、語ります。
掃除機がけ
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掃除機なんか毎日かけなくったって死なないって〜!しなくて大丈夫!
YouTubeでも当時のTwitterでもよく聞いたものです。
産後しばらくは夜間授乳もありましたので、多少なりとも寝不足にはなります。
全然眠れない、なんて方もたくさんいますよね…
休めるときは少しでもいいから寝たいし、ホッとひと息つきたいところ。
だからやらなくていいと言われている家事はやらないぞ!!!!!
と思って数日過ごしてみると…
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えっ、目に見えて髪の毛とか落ちてるのホントストレス。
特に私は髪の毛が長かったので、たった1本落ちているだけで何本も落ちているような気になってしまうのです。
当時住んでいたマンションの床の色が結構明るめだったので、地毛のまあ目立つこと目立つこと。
それが本当に、逆にストレスで仕方なかったですね。
子供を抱っこしたり、買い物して荷物を「ふう…」と床に置いたとき、ふと目に入る髪の毛……
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今すぐ消え去れ!キエエエェェェエェェイ!!!!!!
と、いうことで私はほぼ毎日掃除機をかけていました。
意外と子供も音にびっくりして泣く、ということもなく、授乳クッションだったりバウンサーだったり、色んなものに大人しく乗りながらジーッと見て待ってくれていました。
部屋もスッキリして気分爽快!
ルンバみたいなお掃除ロボがあるお家がとても羨ましいです。
今も昔も、部屋のどこかしらかには段差があるので使えないんです。
ちょっと小上がった部屋だけ掃除されないのもそれはそれでストレスなので…
話は少し逸れましたが、“やらなくていいを無視して良かった家事”の1つ目は、この掃除機がけでした。
ちょっとしたお皿洗い
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お皿なんかちょっと溜まったって大丈夫!そのうちまとめて洗えばいいんだから〜♩夜旦那さんに頼んでもいいし〜♩
えぇ、本当にそうだと思います。
日中外に出てお仕事でヘトヘトのところ申し訳ないですが、お皿洗いくらいはまとめてやってもらってもいいんじゃないかと思います。
こっちもヘトヘトじゃいっ!
さてそんなお皿洗い。
今は食洗機を導入しているので、自分でお皿を洗うことはほとんどありませんが、産後しばらくは前のマンション住まい。
キッチンが狭かったのです。
食洗機なんか置いたらまな板置くスペースが無くなる!
リビングとの対面キッチン、というところではなかったので横幅も無く、食洗機なんか選択できませんでした。
手洗い一択です!
という訳で、朝ご飯の後、お昼ご飯の後、食器を放置してみましたが…
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はいシンプルに無理。シンクに物があるの無理。
私は特別綺麗好きということではありませんが、散らかっていたりするのはストレスが溜まります。
「ちょっと掃除したら、仲良い人は呼べるかな」くらいのお家が理想です。
そこの、自分なりの一線を超えてくる残り物は無理だなあと思いました。
ですので、
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あとで洗うから置いといていいよ〜😉
も、その「あとで」が30分で来なければこっちの気持ちが落ち着かないのでサッサと洗ってしまっていました。
でも、当時は割と下の階に住んでいたからか分かりませんが、水道がお湯になるのにそんなに時間が掛からなかったので、
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合法的にお湯が触れる♩
と思っていましたね。そもそも違法じゃないんですけどね。
そんなわけで、“やらなくていいを無視して良かった家事”の2つ目はお皿洗いでした。
食洗機がある今はもう食洗機のない生活には戻れないと思っています。さようならお皿洗い…
結局は育児メイン負担側に合わせて欲しい
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これは本当に、世の中のパパ・ママ、じいじいばあばそこらへんのじいさんばあさんに伝えたい!
どうしてもこの日本では、パパかママか、どちらかに育児が偏ってしまいがちです。
それを当たり前として生きている今、言いたいのは、“育児をメインで負担しているほうに合わせて欲しい”ということ。
掃除機がけのことだって、私のように「掃除機かけないほうがストレスだからかけたい」という人もいるし、「掃除機かける時間あるなら子供と触れ合いたい」「その時間横になりたい」色んな視点があります。
ですから、「掃除機かけたい」と言っている側に「いやいや掃除機なんていいって!」て言い続けないでほしい。
それがストレスになるんです。というか、そう言うくらいならあなたがかけてください!(笑)
逆に、「ちょっと休みたい、掃除機は毎日じゃなくてもいいと思っている。」という人に向かって、「子供は綺麗なところで育てたいじゃん!」と言うのなら、あなたが掃除機かけてください。
でも勝手にかけると「あーあ、呆れられたな…」と凹んでしまう方もいます。
本当に難しいところです。
そしてそれを感じ取って不機嫌になったりはしないでほしいです。「わかったよ!イラッ」みたいなの。
その難しいところを乗り越えなくてはならないのです。
ちなみに、家事ではないのですが私自身嫌だったことが2つありまして。
まず、前提としてこの時は私が育休を取得していたので、育児負担は私がメインです。
その上で、
- ご飯中子供が泣いた時に、「先に食べていいよ」と夫が抱っこすること
- 子供が寝ているときに普通の音量でくしゃみすること
が本当にストレスでした。
「先に食べてていいよ」は、夫なりに気を遣って言ってくれていた言葉だと思っています。
な!ん!で!す!が!
個人的には、「急いで食べて夫と交代しなきゃ」という感情が先にでてしまい、それが本当に嫌だったんです。
別に夫が先に食べて、私が抱っこという時に「早く食べてよ…」と思うことはないのですが、逆になると「そう思われるかも」と、何故か考えてしまっていたんですよね。
どうしてもこの考えが抜け出せなくて、「いいからそっちが先に食べてくれぃ」を繰り返しました。
そして、くしゃみ。
くしゃみって、ほとんどの人は大きいじゃないですか。稀に猫みたいにかわいいくしゃみする人もいますが。
夫も私も普通にでかいくしゃみをするタイプの人間です。
でも、娘が寝ているときにくしゃみが出そう!と思ったら、私は意図的に小さく、抑えるようなくしゃみをしていました。
せっかく寝かせたのに、くしゃみごときで起きられて自分時間が減ってしまうのは避けたい!と思ったからです。
いや、そう思うじゃないですか……
それなのに、当時の夫は何回も寝ているところでくしゃみをするのです。
その度に子供はびっくりして起きて泣いていました。
何度言っても、夫は「だからごめんってば」「仕方ないじゃん」と言っていましたねぇ。
その後夫があやしていたとしても、そもそも「我慢するか離れてくしゃみすればいいものを、当たり前のように目の前でして起こした」その既成事実に腹が立っていたのです。
産後のママは恐ろしいですよ。慣れてくださいね!
そのうち子供は大きくなって、くしゃみごときではびっくりしなくなるのですが、その域に達するまではもう一生くしゃみしないでくれと、心の中で呪っていましたね。
もう本当に、育児メイン負担側の意見を尊重していただきたいものです。
これがワガママだと思うのなら、そう思って飲んでください。
ちなみにこれだけ愚痴のように書いてしまいましたが、今では子供のよくわからないヤブ医者ごっこにも付き合ってくれる、いいパパです。
私は死んだ魚の目をしながら付き合ってるフリをしていますが、夫はいつも全力で付き合っています。
今はお互いにやって欲しいこと、順番などもバンバン言い合っているので、ムカっとすることもありますが、ちょっとはスッキリしています。
そして私は育児メインにするためにパート主婦をしているので、結構私の意見に合わせてくれています。
おかげでスムーズに物事が進められています!ありがとう夫。
…あれ、何の話だ?
やらない方がよっぽどストレスだったわ!!!!!