気付くのが遅かったけどメルシーポットはやっぱり凄かった




小さい子供って、「鼻水でた!=すぐ風邪・中耳炎」という構図が出来上がりすぎている気がします。

我が子もこの典型的な流れにハマっておりました。

「鼻水を吸えばいい」とは分かっていましたし、出産前に必要なベビーグッズの中にも「メルシーポット」ってよく言われていたんです。

でも買わなかった。

結果、遠回りをしてしまいました。

今ではメルシーポットが手放せません。

最初に選んだ電動鼻水吸引器

電動鼻水吸引器については、当時どこのSNSを見ても「メルシーポット」だったので、それしかないと思い込んでいました。

でも、O型ズボラプレママだった私、気付いてしまったんです。

はなたれママ

ちょっと待ってよ…使うまでにも工程があるの?使った後の洗うパーツ多くない…?

これ、どういうことかというと、メルシーポットは構造上吸った鼻水がチューブを経由して流れてくるんです。

だから、チューブの内側に鼻水がこびりつくのを防ぐために、先に少しだけ(20ccくらい)水を吸わせなきゃいけないのです。

しかもそこそこパーツが多くて、使った後に洗うのも大変そう…

というわけで、私はメルシーポットの固定概念を一旦捨てて、電動鼻水吸引器を調べました。

すると、パーツが少ないという吸引器に、「ピジョン」のものがヒット!あのピジョン!

今は新しくなったのか、店頭に並んでいるのが↑のものです。

私が当時購入したものは↓でした。

多分どちらも基本的な構造は大きく変わらないと思います。

これ、画像でもなんとなくわかると思うんですが、吸った鼻水が溜まるポイントがあるんです。

その先がチューブなので、変な使い方をしない限りチューブが汚れません。

洗うパーツも少なくて本当に良かったです。

ただ…我が子にはなんだか合わなかったんですね。この吸引器が悪いとかではなく、単純に合わなかった(笑)

子供の鼻水の粘度のほうが強いのか、吸えているのかよく分からないことがしばしば。

そして私も夫も保育園の先生も何も気づかない間に中耳炎になっていて、しかもかなりの重症に。

中耳炎って痛いんですって。私も小学生の頃からずっと中耳炎でしたが痛みとか無かったので知らなかったです。

そして、まだ話せない子供は不機嫌になったり大泣きしたりするんだとか。

当時1歳半くらいでしたが、そういったこともなかったですし、保育園でもご機嫌に過ごしていたとのことで、逆に園の先生も驚いていました。

気づいたのは、遊んでいるときに耳から液だれをしたからです。

日曜日だったので、翌日に耳鼻科に連れて行くと、それはそれはこっぴどく怒られました。

「こんな状態になるまで誰も気付かないなんて💢」といった具合に。

でも子供のことを思って言ってくれているのもあるでしょうから、その時は凹みましたねぇ。

そのまま麻酔して鼓膜切開をして様子見でしたが、結局液だれはおさまらず、保育園にも行くなと言われていたので私も休みまくり。

最終的には総合病院にまわされて、そこでは食塩水か何かを耳に流して膿を出す治療+お薬をいただき、その1回で治りました。

そんなこんな、鼻水は舐めてはいけない…と思ったわたくし、「吸える」と評判の吸引器に手を出しました。

2番目に選んだのは手動の吸引器(手がもげそう)

SNSや我が家の数ヶ月前に出産していた友人らにきいたところ、「ちぼじ」なる、手動の吸引器があると。

手動なので、電動よりはお安く買える…

ものはためしだー!かってみよー!と買ったのがコチラ↓

台湾のものらしく、「知母時」と書くそう。なんか頭良さそう。

バースデイとかでも売っているのを見ましたよ。

さて、こちらは単純に吸い口を鼻に当てて、反対の手でレバーをシュコシュコするだけです。

子供が嫌がるときは、仰向けで大の字に寝かせて、親の脚の間に頭を挟み、脚で腕を固定して吸っていました。

最初はコツが掴めず難しかったのですが、これがびっくりするほど取れる取れる!

嫌がっていた子供も、面白くなったのか最後の方は自分で鼻に当てていました(笑)

「なんだ〜これでずっとイケるじゃな〜い!」と思っていたのですが…

数ヶ月使っていたのですが、なぜかどんどん吸えなくなる。

吸えないというよりか、吸うためのレバーが固すぎて引けなくなるんです。

両手でやってもできない。

空気弁の動きが鈍くなってレバーが引けなくなってしまうのです。理由は不明…

実は「ちぼじ」に関しては、この現象が起きた後また買い直したのですが、数ヶ月後また同じ状況になってしまいました。

使い方が悪すぎたんですかね(・・;) 多分他の人はずっと使えていると思います。

さて、そんな使い方ダメダメさんを前にしては、結局コスパが悪い!

ということで、結局「メルシーポット」に手を出しました。

そして、結局メルシーポット

ふら〜〜〜っとアカチャンホンポに行った時に、色んな電動鼻水吸引器が並んでいて、吸引力だったりパーツの数だったりが比較されていたんです。

その中で、メルシーポットはやっぱりパーツの数は多かったのですが、吸引力が強かったです。

(実際どれくらい異なるかは分からないですが。)

そして、使っていてとてもいいのが「ベビちゃんクリップ」です!

上の画像で、下部に蛍光緑の部分が見えるのが分かりますでしょうか。

ここが「ベビちゃんクリップ(めっちゃ可愛い名前最高)」なのですが、このパーツのお陰で鼻水がズズッ!と取れるのです。

Baby Smile ホームページより

もうこのベビースマイルさんが書いているとおりなのですが、このクリップで一度空気を止めるんですね。

でも機械の方は吸引しようとしているわけです。

これで何が起きるかというと、吸引パワーを溜めることができるので、クリップを離した時に一気に吸引されるんです。

すると、結構ネバネバの鼻水でも「ジュゴゴゴッ!」と取れていきます。

これが爽快!見ているこっちがスッキリします。

パーツはやっぱり多いですが、結果的に我が家はメルシーポットに辿り着いて良かったなと思います。

チューブに関しては、もう直接そこに洗剤を流して揉んで、そのまま水を流して洗い流しています。

特に汚れが付着したりはしていなさそうです。

電動鼻水吸引器は医療費控除に使える場合がある!

ベビー用品を調べているプレママさんプレパパさんも結構ご存知かもしれませんが、電動鼻水吸引器の購入費用は医療費控除で使えることがあります。

国税庁のホームページから一部抜粋↓

9 次のような費用で、医師等による診療、治療、施術または分べんの介助を受けるために直接必要なもの

(1)医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費、入院の際の部屋代や食事代の費用、コルセットなどの医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの

メルシーポットなんかは、「管理医療機器」ですので、医療用器具等の中に含まれます。

ただ、医療費控除については、そもそも支払った医療費が10万円を超えていないとしても意味がないんです。(総所得金額等にもよります。)

なぜなら、医療費控除として使えるのは、医療費から高額療養費や出産一時金等を引いたあと、さらに10万円を引いた額だからです。

だから、「出産した(する)年」に買う方がほとんどだと思います。

実際に購入した電動鼻水吸引器が医療費控除に使えるかは、管轄の税務署に確認していただくのが確実ですね。

領収書は必ず取っておきましょう!

遠回りした鼻水吸引器、結局我が家に合っていたのはメルシーポットだったというお話でした。

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